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のそのそ富士登山体験記 02 計画

何せ初めての富士登山、どのくらいしんどいのか見当が付きません。周囲に訪ねても「登った登った、五合目までね」という人がほとんど。とりあえず富士登山関係の特集本を購入し、あとはインターネットで情報収集。そこで概ね用意しなければならない装備や気を付けなければならないことは大体分かりました。ただ、人によってだいぶ書いてあることが違っていて、全く正反対になっていることも少なくありません。色々考えて私達はこのような計画を立てました。

1. 御来光登山はしない。・・・初めての登山で暗闇を歩くのは自信ないし、第一景色が楽しめないと思ったからです。体力的にもしんどそう。

2. 須走口から登る。・・・距離は長いが樹林帯の中を歩け、比較的空いていて傾斜もゆるいということで決めました。

3. 前日までに五合目の駐車場に到着し、そこで車中泊する。標高2000m付近に長時間いることで高山病のリスクを減らすことを考えました。七合目や八合目の山小屋に泊まることも考えましたが、呼吸が浅くなるのと混雑で余計体力を消耗し高山病にかかりやすくなることになるのでは、と思い断念しました。

4. 混雑する週末は避ける・・・これは仕事の都合で実現しませんでした。予想通りの混雑。

5. 日帰りで往復する・・・初心者は一泊二日、もしくは二泊三日がおすすめと書いてあったのですが、二日とも良い天気という可能性は低そうですし、行程時間をよく計算した上で日帰り登山に決めました。結果は楽勝でした。お鉢巡りもばっちりしてきました。冷静に考えると2〜3日もの間慣れない高山に身を置く方が体力消耗が激しいと思う。

6. 事前にトレーニングをしておく・・・やはりどんなことでも準備で9割決まると思います。あとは天候と運です。私達は本番2ヶ月前から2000m級の山(横手山、本白根山)に三回、地元の低山歩き8時間を三回行いました。体力よりなにより気持ちの余裕につながります。

おそらく普通の体力をお持ちの方ならトレーニング無しでも登れてしまうと思いますが、楽しみながら痛みもなく登るのであればやはりトレーニングは必要だと思います。道具や靴に慣れる意味も含まれますし、必要な装備も分かってきます。



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by cornersmile-kun | 2009-05-14 23:36 | のそのそ富士登山 | Comments(0)