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姉山の家

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猿ケ京温泉街を過ぎ、国道17号を北上、新三国大橋付近から高畠山を望むと、山腹に一軒家が見えます。そこが今回ランチで立ち寄った「姉山の家」さんです。すごいところにあります。案内板の示す方向がこんな山の方に?という感じでしたのですごく気になって行かずにはいられなくなりました。

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オルゴール館のちょっと上にある分岐を下っていきます。

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すると「いこいの湯」のある通りに出ます。いこいの湯の近くにお店の案内が出てますので、それに従います。

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西川に架かる橋を渡るとT字になりますのでそれを右折(左は西川自然観察の森公園) 、少し上ると分岐があり、案内板の通りに左折します。そして少々急な坂を上っていきますと、田んぼや桑畑があり、生活感が出てきます。

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木々に隠れていますが、ようやく民家が見えてきました〜。

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おー、立派な養蚕農家の建物です。この古民家が食堂「姉山の家」さんです。築100年以上だそうです。土間、囲炉裏、縁側などももちろんあります。自転車で来たらお店の方がびっくりしていました。ちなみにお店のあるところまでは舗装されていますので、ロードでも全く問題ありません。お店より上は未舗装になりますが、途中で行き止まりのピストン林道です。

自転車はお店の壁に立てかけて置けます。車の場合、店前ともう一段下のスペースに置けるので10台以上大丈夫です。

山村の素朴なおもてなしを受け、店内に入ります。何か「おじゃましまーす」と言ってしまう雰囲気(笑)。

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客席は畳の大広間と囲炉裏周り。開店時間直後だったため、私が最初の客でした。畳の上で足を伸ばし、お茶を飲みながらくつろぎます。少年時代は近くにもこういう民家があって、よくおじゃましたものです。

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メニューその1です。そば、うどん、すいとんがあります。こういうお店の天ぷらは絶対美味しいと思いますが、ダイエット中だからなあ・・・迷うなあ。

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メニューその2です。一品料理がどれも魅力的です。岩魚の炭火焼きもあります。そして、ねじっこが気になります。すいとんとは違うのかな。ちょっと聞き逃してしまった。味噌おでん、とろろの磯辺揚げもいいなあ。メニューにはのってませんが、おやきもあります。7コ300円だったかな、ずいぶんお安いのでどんなタイプのおやきか尋ねようと思ったら・・・

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最初にお新香と一緒に出てきました(笑)。小さめの揚げおやきです。かき揚げ感覚ですね。長野などで見かけるタイプとは全然違いますが、これはこれで美味しいです。

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今回はとろろそば700円にしました。器に入っているので一見温かいそばに見えますが、これは冷たいそばです。ざるにとろろが別添えなのかな、と思っていたのでびっくりです。とろろはたっぷりで黄身ものります。濃いめのつゆに泳がせていただきます。そばの色は褐色で田舎そば系。

山の中の古民家、今流行りのカフェではなく、食堂というのがまたいいではないですか。自転車で立ち寄りやすい良店です。この地域の魅力がまた増しました。次はすいとんと天ぷらを体験したいです。食後はおじいさんと庭で養蚕のことなどをしばらくお話。帰るとき、私の姿が見えなくなるまで見送って下さったのが印象的でした。

実は今回、行きは姉川吊り橋を使った急な坂道を下る別ルートでお店まで行きました。帰りは膝の状態を考えると同じ道を上るのは嫌だなあ、と思って別の道がないか確認しようとリュックから地図を出すと・・・なんと「富士山」のままだった・・・(汗)。で、食事の前にお店の方に尋ねると車も通れる分かりやすい道を丁寧に教えて下さいました。そしてお会計を済ませてお店を出る時に、手書きのこれまた丁寧な地図を渡して下さったのです・・・感動です。ありがとうございます。ですので1〜3枚目の写真は教えていただいた道を帰りに撮影したものです。それを国道からお店までの道のりとして逆にアップしました。

11:00〜15:00、水曜定休。


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by cornersmile-kun | 2013-09-23 01:37 | うどん、そば、その他麺類 | Comments(0)