2010年 08月 02日
有料ガイドツアーの功罪
私自身は走るフィールドには困っていませんし、有り難いことに一緒に走らせてもらえる仲間がいてくれるので必要性は感じていないのですが、MTBの今後を考える上でもどのようなものか体験するため、複数のガイドツアーを複数回利用してみました。そこで色々と問題点も浮かび上がってきました。
一番困ったのが、明らかに「コースを盗みにきた」という参加者。まさか目隠しをしてフィールドまで連れていくわけにはいかないので、当然公開という形になるわけです。そうするとツアーコースになったトレイルに後々人が集中してしまい道が荒れていってしまうのです。そっと走っている分には問題は少ないのですが、一番たちが悪いのが参加者の中にモトクロッサーがいて、トレイルを特定されてしまうパターン。ツアーに参加していたヤツに後でモトクロッサーとして出会ったことが2〜3度ありました。これを防ぐのは困難ですね。
2つ目は悪天候でも決行してしまうこと。金取っちゃったし、生活もかかっているので、ちょっとやそっとじゃ中止にできないということでしょうか。集団で雨の中走ってトレイルをぐちゃぐちゃにしてしまっていることがよくあります(修復大変なんすよー)。自然相手の商売ですのでいつも開催できるとは限りません。主催者には勇気ある決断をお願いしたいです。
3つ目はコース。明らかに山サイ研さんの本「関東版」「関東甲信越70コース」のまんまパクリじゃないかな〜というガイドツアー、ありました。有料でまんまはいかんでしょ。許可もしくは連絡をしていれば問題ありませんが。参考にしたりベースにするのは構わないと思うのですが、もう少しアレンジしたり自分の足で周囲を探索してつなげてみたりしてオリジナル感を出さないと。
もちろんしっかりとした運営のツアーもあります。ガイドツアーはMTB普及になくてはならない存在。節度とモラルを持った、しっかりとした安全で楽しいソフトの提供をお願いします。
一回参加すると、自分が他の人に比べてどのくらいのスキルがあるのか大体分かるのが最初にガイドツアーを利用する一番大きなメリットかも知れません。それとグループで走ると一人では気付かないこともたくさん発見できます。いつもピンで走っている初心者の方は一度利用してみると面白いと思いますよ。
※最近全体的にちょっとエラソーな文章になっていてスミマセン。きっとサッカーのことで心がやさぐれてるんだと思います・・・。
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ねこぜん
at 2010-08-04 23:37
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by cornersmile-kun
| 2010-08-02 02:00
| 自転車(その他)
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Comments(1)