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富岡・甘楽歴史ポタ 2

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富岡市にやってきました。富岡といったらやっぱり、日本の工業化の原点、近代工業発展の地、富岡製糸場。国指定史跡、国指定重要文化財で現在、世界遺産登録を目指しています。以前、GAKUさんと来た時はわりと静かだったような気がしますが、最近、注目度が上がったのか、大変多くの人でにぎわっていました。

場内見学は有料で、入場料は500円。ボランティアのガイドの方がいて、約1時間のガイドツアーが無料です。時間が決まっていますのでそれに合わせて集合場所に行けば大丈夫です。ガイドさんの案内があるのとないのでは理解度が全く違いますので、ガイドツアーに参加することをおススメします。自転車置場につきましては、警備の方の案内に従って下さい。

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工場の裏側の道路から見た西繭倉庫。重機がない時代に、これほど大規模な建造物を造るというのは凄いなあ。しかもメートル法で書かれた図面を、計算機の無かった時代にすべて尺貫法に直したのだそう。ちなみにこちらの倉庫、大量の繭を乾燥・保存させるための施設。屋根はここに来る前に通ってきた近くの福島地区の瓦、製糸場の屋根用だったのですね。確かにものすごい数の瓦が使われているもんなあ。レンガは深谷のものが主に使われたとのこと。写真やデザインで有名なのは東繭倉庫の方。

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場内の写真は掲載しませんので、ぜひぜひご自分の目で歴史を感じてくださいませ。あ、そうそうガイドの方がおっしゃっていたのですが、こちらの製糸工場では「ああ野麦峠」のような女工哀史的な過酷な労働ではなく、現在のシステムに近い形で健康やメンタルなど人間的なことも考慮に入れ合理的に働いていたんだそう。ちょっと安心しました。ま、現在社会の仕事環境が人間的かどうかは様々ですが・・・。

この巨大な煙突が良いランドマークになっています。

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富岡製糸場付近は自転車で散策するのにぴったりの路地がたくさんあります。観光施設などに飲食店などが分かりやすく書かれている散策地図が置いてありますので、それを参考に巡ってみるのもいいでしょう。

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路地も個性がいろいろ。スピードを落とし、ゆっくり走りましょう。

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シングルトラックを走っているような楽しさがあります。富岡製糸場が世界遺産登録されて、以前のにぎわいが少しでも戻ってくることを祈りたいです。

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なまこ壁。

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見上げると富岡市のイメージキャラ、お富ちゃん。着ぐるみも活躍中。

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自販機のデザインも製糸場のレンガ造り。

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こんな超路地も。

さて、今回立ち寄ったお店は・・「富士屋」さん、「信州屋」さん、「大塚屋」さん、「豆忠」さん、「道の駅甘楽」、「仲町まちなか交流館」。記事は後ほどアップします。

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富岡から甘楽へは鎌倉街道で帰ります。鎌倉街道っていっぱいありますね。

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玉ねぎ畑と西上州の山々。

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甘楽役場近くの雄川堰沿いの芝桜と菜の花。

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再び上野ひつじ公園。丘の上をヒツジ達が歩いてます。

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城下町の桜並木にある古井戸。

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桜開花基準木。

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小幡八幡宮の狛犬。なんかすごく愛嬌があります。ちょっとバタくさくてやんちゃな笑みを浮かべています。チャウチャウ系?こちらは「阿」。

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「吽」もやっぱりおでこが狭くてちょっとクール。

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のどかな春の風景。

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無料休憩所が充実。体力に自信のない方も、初心者の方も、1日かけてじっくり巡りたい方にも安心。

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旧小幡組製糸レンガ造り倉庫。現甘楽町歴史民俗資料館。この日はすでに閉館していました(開館時間9:00〜17:00)。レンガと一緒だと自転車もモダンに見える・・かな。

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中小路の先にある駐車場のわきには芝桜がきれいに咲いていました。秩父の羊山公園がヒットして以来、芝桜じゅうたんをよく見かけます。

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甘楽総合公園にある、きれいに刈り込まれた色とりどりのツツジ。花の勢いがすごい。なんか美味そう(笑)。

このエリアは見どころ満載でとても1日では回りきれません。また近いうちに散策したいですね。

コース:甘楽総合公園〜雄川堰一番口〜織田家七代の墓〜道の駅甘楽〜上野ひつじ公園〜瓦窯〜富岡製糸場〜富岡市内散策〜小幡八幡宮〜桜並木〜甘楽町歴史民俗資料館〜楽山園〜甘楽総合公園

同コースを含む以前の記事はコチラコチラ

走行距離:30.02キロ。
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by cornersmile-kun | 2013-04-29 22:57 | 自転車(ツーリング2013) | Comments(0)