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自転車傍若無人

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年末のある日、とある公園でひと休み。すると目の前をバオンバオンと時代錯誤甚だしい暴走族が走っていきました。ったくやかましい連中だと思っていたのですが、先の信号が赤になると全車しっかりと大人しくウインカーを出して信号待ちしてます。そして信号が青に変わると再び爆音を響かせながら去っていきました・・・。

さて、その後、目の前をロード乗りが2台、目の前を通っていきました。やはり信号が赤になったのですが、連中は何の躊躇もせずに信号無視をして走り去っていきました・・・。そしてその後も集団含め10台以上の自転車(ロード)が同じ交差点で信号が赤になったのですが、なんとなんと残念ながら信号を守ったサイクリストは一人もいませんでした。暴走族以下確定です。

昔は自転車のトラブルというと、MTBが山で起こすものが多かったと思いますが、現在はロードが圧倒的です。競技人口が爆発的に増えたということもありますけどね。私も傍若無人の暴走ローディの姿をよく見かけます。地元ではちょっと前からかなり問題になっていまして、特に信号無視、集団での邪魔走行、峠などでのスピード超過やキープレフト不履行などが大きく問題視されています。地域住民の要望で自転車走行禁止にしようという道路も出てきてしまいました。注意しても無視や逆ギレなんてのも横行しているようです。

せっかく自治体や商工会などがサイクリストウェルカムになってきているのに反し、地域住民の中にはサイクリストゴーホームが増えてしまっています。これも全て上記のようなマナー違反のサイクリストがいるためです。マナーの問題は難しいです。道徳の時間に席替えや運動会の練習ばかりしていたツケが回ってきている感じがします。本来、親や地域で教えていかなければならなかったことを全て学校に押し付けてきたことも一因かと。高校で発達心理学を教えた方が良いのでは・・・あ、話がそれてきました、スミマセン。

信頼を得て、いつまでも気持ちよく走ることのできる環境にするにはサイクリストのマナー向上を一人一人が考えていく必要があります。

あれこれ一気に改善しようと思っても難しいと思いますがとりあえず、

「信号ぐらい守ろうぜ」

と、言いたいです。まずはそこから。ここをご覧の方々は大丈夫だと信じておりますが。もし、守れないサイクリストがいたらすれ違う時や追い抜く時に親指を下に(サムダウン)して抗議の意を示してもいいと思います。私は以前、注意したら逆ギレされて殴り合いになってしまったのであまりおススメはできませんが・・・。「ゴミのないところにゴミは捨てづらい」信号無視をしづらくする環境づくりも必要です。

そして挨拶。地元の人やサイクリストと接近した時、声を出すのが恥ずかしければ会釈だけでも構わないのでぜひお願いします。それだけでも随分変わります。

※写真は「とある公園」です。
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by cornersmile-kun | 2013-01-05 16:27 | 自転車(その他) | Comments(0)